英国バーリーハウスでアンティーク修復士兼ディーラーとして働く岩田年史セレクトのアンティークショップです
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アンティーク豆知識

ハットピン(Hatpin)の意外な使われ方

ハットピン(Hatpin)とは帽子を頭から落とさないように髪にさす道具であるとともに装飾的で美しく主にアクセサリーとして使われてきました。 このハットピンの原型になったものは古来から修道女などがかぶるベールなどを固定する …

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マロースプーン(Marrow Spoon)

マロースプーン(Marrow Spoon)、マロースクープ(Marrow Scoop)と呼ばれるこの変わった形の珍しいスプーン、一体何に使われたのでしょうか? 幅が狭く細長い形状のこのスプーンは、ボーンマロー(Bone …

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Virol(ヴァイロール)のポット

アンティーク好きなら一度は見たことがあり馴染みのある、この厚みのあるVirol(ヴァイロール)のポット。キッチンもののアンティークを扱う店などではよく見かけるアイテムです。 牛の骨髄液が入っていて子供や病人などの栄養補給 …

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ランカシャーミュールチェスト(Lancashire Mule Chest)

日本では押入れという便利な収納スペースがありますが、イギリスやヨーロッパ大陸の家ではそのような収納スペースが無いため数多くの家具が作られました。特に掛け布団やブランケットを収納する場合は大きな木製の箱に収納されていました …

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珍しいカトラリーハンドルの素材

これは18、19世紀にフォーク、ナイフのハンドルとして使われた珍しいものです。クリーム色や白い素材で不思議な模様が特徴的です。 アンティーク関係の仕事をしている人でも知らない(見たことがない)人が多いものです。一体、何で …

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アンティークの杖

日本ではあまり馴染みがないアンティークの分野に、杖(Walking Sticks)があります。イギリスには杖のコレクターやそれらを専門に仕入れる店やディーラーがいます。 杖は古くから使われてきたため、各国で作られ、様々な …

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スカートリフター

多くのアンティークを目にしていると様々なものに遭遇します。現在では使われなくなり、何に使われていたのかわからないものも見かけます。 この道具は何に使われていたのか多くのイギリス人が知らないものの一つです。 本体は金属でで …

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真鍮(Brass)の変色

アンティークでよく見かけ、古くから様々な用途で使われている金属の素材で真鍮(Brass)があります。私の本職であるアンティーク家具修復の仕事でも身近な金属で、18世紀以降の家具の象眼細工などの装飾、ヒンジ、鍵穴の淵、ロッ …

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ヴェスタケース

様々なデザインがある小さなアンティークはコレクションとして集める人が多く、イギリスでは写真のような小箱を収集する人を見かけます。これはヴェスタケース(Vesta Case)と呼ばれるもので、マッチ入れです。19世紀後期か …

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ダイヤモンドマーク、カイトマーク(ビクトリア時代のデザイン登録)について

アンティークのものには様々なマークが押されています。それは、メーカーの刻印、質を検査した時に押された刻印、デザインや特許などが登録された時の刻印など様々です。 通常の刻印は素材ごと(銀器、家具、陶器、ガラス etc)に押 …

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