英国バーリーハウスでアンティーク修復士兼ディーラーとして働く岩田年史セレクトのアンティークショップです
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銀器

シャンパンの道具

私のコレクションから少し珍しいアンティークを紹介します。一見、これは昔手術などで使われた道具のように見えますが、意外にも食卓で使われた少し変わった道具です。 お祝いごとのパーティーなどで登場するシャンパンを飲む時に使う道 …

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シルバーとシルバープレートの刻印

イギリスのシルバー(純銀)は、銀の純度が92.5パーセント以上です。それを専門に検査する機関をアッセイオフィスといい、銀工房もしくは銀職人はアッセイオフィスに銀製品を送り、ホールマークを刻印してもらいます。これは13世紀 …

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イギリスシルバー ホールマーク(3)

前回のブログで紹介したシルバースタンダードマークを見ることで純銀であることがわかった場合、次にチェックするポイントがアッセイオフィス(Assay Office)になります。 イギリスの最初のアッセイオフィスは1300年頃 …

Assay Office

イギリスシルバー ホールマーク(2)

イギリスのシルバーを手にした時に、まず最初にチェックするのがシルバースタンダードマークを探すことです。 16世紀の中頃までのシルバーには見られない刻印ですが、それ以降のシルバーには刻印されています。 これを見つけることで …

standard

イギリスシルバー ホールマーク(1)

イギリスのシルバーにはホールマークと呼ばれる刻印が付いています。 ホールマークとはイギリスの銀製品の品質をチェックする機関であるアッセイオフィス(Assay Office)によって押される刻印で、この刻印によって年代、メ …

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シルバーのケースの修復

シルバーは時々オリジナルのケースと一緒に出てくることがあります。 バーリーアンティークスではシルバーのクリーニングと修復だけでなく、必要に応じて箱の修復も行い、これからの100年もまた良い状態で使って頂けるようにして販売 …

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シルバーティーポット&コーヒーポットのハンドル

ティーポットに必ずついているハンドルの素材について今日は注目してみたいと思います。 シルバーのティーポットのハンドルは年代や流行によってデザインや素材が変わってきます(コーヒーポットも同様)。 素材には黒檀(エボニー)、 …

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アルバートチェーン

これは懐中時計などによく使われるアルバートチェーンと言います。   ビクトリア女王の夫であるアルバート公が好んで使っていたことからアルバートチェーンと呼ばれるようになりました。 T字の部分をボタンホールに入れて使われてい …

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イギリスのシルバーコレクター

イギリスには古くから銀製品のコレクターが多くいます。彼らはどのようなものをどのような基準で集めているのでしょうか? コアなコレクターや資金のあるコレクターはどんどんレアなものを求めます。 銀は溶かして新たに作り直す事がで …

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17世紀のフィリグリーの容器とお皿

これは私の数あるアンティークコレクションの中で最も珍しく貴重な一品です。 シルバーフィリグリーの容器とお皿です。       これを見つけたのはもう10年以上前になります。 当時はまだ修復士になるための大学に通っていた頃 …

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