バーリーハウスにはかつて”Little Bedlam Club”というクラブがあり、そのメンバーの一人に物理学者アイザックニュートンがいたということは以前ブログでも紹介しましたが、実は、ここStamfordから車で20分ほどの小さな村に、ニュートンの生まれた家(Woolsthorpe Manor)があります。
ここは以前にブログで紹介したナショナルトラストによって管理運営されています。
あまり大きな家ではなく、すべての部屋を見て回っても1時間もかからないほどの大きさです。
庭にはあの有名なリンゴの木があります。ニュートンはこのリンゴの木からリンゴが落ちるのを見て万有引力を発見したと言われていますが、それは事実ではなくただの物語との説もあります。「リンゴが木から落ちる」という何気ない日常のありふれた出来事を、何も思わずに見逃す人がほとんどの中、何事に対してもニュートンは「なぜ?」という目を持って見ていた、ということを印象付けるための作り話だとも言われています。
ちなみに、このリンゴの木は接ぎ木したものがいろんなところにあるそうです。ニュートンが通ったとされるケンブリッジのトリニティカレッジでも見かけましたし、どうやら日本にもあるそうです。
まるでニュートンが生活していたころをそのまま残しているように見えますが、ここにある家具はニュートンが実際に使ったものではないそうです。
そして、家の隣の納屋にはサイエンスディスカバリーセンターというちょっとした科学ミュージアムのようなものがありました。
また、ニュートンと言えば万有引力の発見をはじめとする古典力学(ニュートン力学)が有名ですが、それだけでなく、光学においても光が虹の7色に分かれることを発見した人でもあります。
バーリーハウスにお越しの際には、少し足を延ばしてニュートンの生家にも行かれてみてはいかがでしょうか。