先日、ここバーリーハウスでラットレースというイベントが開催(1日のみ)されました。数年前からバーリーハウスの広大な敷地を外部の業者に貸し出して開催されるイベントで、障害物レースです。
16世紀に作られたバーリーハウスとはミスマッチですが、広大な敷地、整備された庭園はこのようなイベントにも活躍します。
ドロドロになりながらするこの競技、無料ではなくかなり高い料金を払って参加していることに驚きです。
一人当たり
13マイル(約20.8km) 109ポンド(16,350円)
20マイル(約32km) 109ポンド(16,350円)
40マイル(約64km) 238ポンド(35,700円)←チケット完売
(1マイル1.6km、1ポンドを150円で計算)
イギリスでこのような障害物レースは現在とても人気があります。40マイルのチケットが完売していることからも人気度が高いことがよくわかります。これは日本で1980年代に放送された「風雲たけし城」の影響がとても大きいのです。「風雲たけし城」はイギリスでかなり長い間放送され大人気になり、現在でもテレビのチャンネルを回すと時々放送されているほどの伝説的な番組なのです。あのようなアトラクション性のある番組が皆無だったイギリスでは衝撃的な番組だったのだと思います。
イギリス人に「Takeshi’s Castle」について聞くと誰もが知っています。たけし城を模倣したイギリスの番組もたくさん作られ放送されています。そして、最近ではこのような屋外で行われるラットレースや、室内では日本の番組「Sasuke(サスケ)」に酷似した「Ninjya(ニンジャ)」というアクティビティーが楽しめる場所ができたようです。