イギリスには古くから銀製品のコレクターが多くいます。彼らはどのようなものをどのような基準で集めているのでしょうか?

コアなコレクターや資金のあるコレクターはどんどんレアなものを求めます。
銀は溶かして新たに作り直す事ができるので古いものは残っていることが少ないため、初期のスプーンになるとアパートが購入できるほどの金額にもなります。

コレクターがシルバーを集めるときの基準は人それぞれで、自分なりのこだわりを持っていたりします。

少し紹介すると
初期のシルバーを集める人:古くなればなるほど、珍しく高価になります。
形状やデザインで集める人:時代や年代の違いで流行がかわります。
用途別で集める人:たとえばキャディースプーンのみ、シュガートングのみ、など、自分の好きなものばかりを集める人もいます。
ホールマークで集める人:決まった年代、決まった都市(アッセイオフィス)のマーク、プロビンシャルもの(田舎で作られた独自の刻印がおされたもの)など、特定のホールマークを集める人もいます。
メーカーで集める人:有名な工房や職人が作ったものを集める人もいます。
投資の為に集める人:時が経つにつれて古いものは失われていくため、価格は上がることがほとんどです。そのため、投資目的で集める人もいます。

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もちろん、上記のコレクター以外にも実際に使うために集める人もいます。
人によって興味や楽しみ方は様々、イギリスのシルバー収集の紹介でした。