英国バーリーハウスでアンティーク修復士兼ディーラーとして働く岩田年史セレクトのアンティークショップです

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倉敷美観地区でのアンティークフェア

先日、11月30日と12月1日の2日間、岡山県倉敷市の美観地区にてアンティークフェアを開催いたしました。 実は私にとって日本でのアンティークフェアは初めての経験でした。   Burghley Antiquesを立ち上げる …

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スコティッシュ プロビンシャル シルバー(Scottish Provincial Silver)

アンティークシルバーのマニアの間では知られていますが、一般にはあまり目にすることのないスコティッシュ プロビンシャル シルバー(Scottish Provincial Silver)というものがあります。イギリスではこれ …

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ワイングラスの歴史

古くからワインは飲まれていましたが、現在我々がイメージするステムのついたガラス製のワイングラスの形状は、1400年頃イタリアのヴェニス(ムラノ島)で作られ始めました。それ以前はワインを飲むときは主にボウルやカップでワイン …

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ハットピン(Hatpin)の意外な使われ方

ハットピン(Hatpin)とは帽子を頭から落とさないように髪にさす道具であるとともに装飾的で美しく主にアクセサリーとして使われてきました。 このハットピンの原型になったものは古来から修道女などがかぶるベールなどを固定する …

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マロースプーン(Marrow Spoon)

マロースプーン(Marrow Spoon)、マロースクープ(Marrow Scoop)と呼ばれるこの変わった形の珍しいスプーン、一体何に使われたのでしょうか? 幅が狭く細長い形状のこのスプーンは、ボーンマロー(Bone …

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Virol(ヴァイロール)のポット

アンティーク好きなら一度は見たことがあり馴染みのある、この厚みのあるVirol(ヴァイロール)のポット。キッチンもののアンティークを扱う店などではよく見かけるアイテムです。 牛の骨髄液が入っていて子供や病人などの栄養補給 …

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ランカシャーミュールチェスト(Lancashire Mule Chest)

日本では押入れという便利な収納スペースがありますが、イギリスやヨーロッパ大陸の家ではそのような収納スペースが無いため数多くの家具が作られました。特に掛け布団やブランケットを収納する場合は大きな木製の箱に収納されていました …

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昔の職人による修理

アンティーク家具の修復で、工房に運ばれてくる家具の中で最も多いものはイスです。毎日使う家具の一つで、木を組み合わせた接合部が多いためです。古いイスの接合部に使われている膠が乾き緩みはじめたものを使っていると破損の原因にも …

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珍しいカトラリーハンドルの素材

これは18、19世紀にフォーク、ナイフのハンドルとして使われた珍しいものです。クリーム色や白い素材で不思議な模様が特徴的です。 アンティーク関係の仕事をしている人でも知らない(見たことがない)人が多いものです。一体、何で …

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アンティークの杖

日本ではあまり馴染みがないアンティークの分野に、杖(Walking Sticks)があります。イギリスには杖のコレクターやそれらを専門に仕入れる店やディーラーがいます。 杖は古くから使われてきたため、各国で作られ、様々な …

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