英国バーリーハウスでアンティーク修復士兼ディーラーとして働く岩田年史セレクトのアンティークショップです

スピネルとダイヤモンドのフォイルバック金指輪 (18世紀〜19世紀初頭)

 

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金のフレームにスピネルとダイヤモンドが並んでいます。よく見ると両脇のダイヤモンド、その隣のスピネルと中心のダイヤモンドのカットが異なります。

スピネルという名はラテン語のスピナ(Spina)=トゲ(棘)が語源になっており鋭く尖った八面体の結晶で産出します。由緒ある英国王室やロシア王室の王冠を飾る主要な宝石がこのスピネルということからも古くからヨーロッパで珍重しされてきたことがわかります。

この指輪の石はフォイルバックが施されています。18世紀から19世紀初頭にかけて使われた技法で石とクローズドセットされた台座の間に金属のフォイルが入っています。

今では使われることのない珍しいこの技法、歴史と美しさが詰まった美しい指輪です。

箱は撮影用なのでつきませんが、Burghley Antiques オリジナルの布袋が付きます。

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