ジョージアンシルバーティーポット (1807年)

平べったいデザインのティーポットはジョージアン時代に流行ったデザインです。過度な装飾を施さずシンプルなデザインの中で、注ぎ口と蓋の間に見られる飾りがひときわ目を惹きます。この時代、紅茶はかなりの高級品であったことから、貴族もしくは裕福な商人の為に作られたものだと思われます。

ハンドルとフタのつまみはリンゴもしくは梨の木を使って作られています。
ポットは紅茶を注ぐのに切れもよく、漏れもありません。凹みなどは特に見られず、蓋もきちんと閉まります。内部もクリーニング済みです。全体に非常に綺麗な状態です。点状の僅かな黒ずみや、表面に小キズが僅かに見られますが目立ちません。

	R.H.S.H　Robert Hennell I & Samuel Hennell 社（1802 - 1810）のメーカーの刻印
	ジョージ三世の横顔の刻印　DutyMarkと呼ばれ、かつて銀は英国の課税対象とされており、当時の国王の刻印は王国に納税をした証明として押されました
	ライオン　純銀92.5％以上であることの証明
	レパードの顔　ロンドンで銀の純度を検査された証明
	アルファベット(大文字のM)1807年、ジョージ三世(1760~1820年)期に作られた証明

ジョージアン シルバーティーポット (1807年)