英国バーリーハウスでアンティーク修復士兼ディーラーとして働く岩田年史セレクトのアンティークショップです

アポストルのティースプーン6本(1891年・1907年)

  • 商品コード SSV048
  • サイズ 縦×横:10.2×2.3(cm) 重さ:89(g)<スプーン>※重さはスプーン6本分の重さになります。
  • サイズ 縦×横×高さ:16×14.5×3(cm) 重さ:285(g)<ケース全体>※総重量
  • コンディション:A コンディションについて

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アポストル(Apostle)とはキリスト教の使徒を指します。子供が誕生し、クリスニング(洗礼)を受けるときや結婚のときなどにアポストルの銀製品をプレゼントすることが長年欧州で行われていました。

ハンドル部分の両端にアポストルの装飾がありその中心にはバーリーシュガーツイスト(バーリーツイスト)と呼ばれるねじれたデザインが使われています。大麦(Baerley)糖のねじれた棒状のお菓子に似ていることからそのように呼ばれるようになったデザインです。

箱の内側にある文字からニューカッスルにあるReid&Sonsという宝石店で販売されたことがわかります。スプーンにある刻印から6本のうち5本が1891年に作られたものであることがわかります。おそらく持ち主が1本無くし同じスタイルのスプーン(1907年製)を追加したと思われます。そのため1本はオリジナルではありません。一見、気がつきませんが、よく見るとわかります。それもこのスプーンセットがたとどった歴史であり、興味深いと思います。

アポストルのティースプーン6本(1891年・1907年)

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ホールマークについて
ssv048-1aHenry Wilkinson & Co 1872年から1893年まで使われた刻印。19世紀に多くの銀器を作っていた工房ですが、19世紀後半に有名なWalker & Hall社に吸収されました
ssv048-1bライオン 純銀92.5%以上であることの証明
ssv048-1c王冠 シェフィールドで銀の純度を検査された証明
ssv048-1dアルファベット(大文字のY) 1891年に作られた証明
ssv048-2aWilliam Hutton & Sons Ltd 1893年から1915年まで使われた刻印です。ロンドン、シェフィールド、バーミンガムに工房を持っていた工房で、紅茶関係、フラットウェアなど食卓でよく使われる銀器を多く作っていました
ssv048-2bライオン 純銀92.5%以上であることの証明
ssv048-2cレパードの顔 ロンドンで銀の純度を検査された証明
ssv048-2dアルファベット(小文字のm) 1907年に作られた証明

 


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