英国バーリーハウスでアンティーク修復士兼ディーラーとして働く岩田年史セレクトのアンティークショップです
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マテリアル

ボックスウッド(柘植)

アンティークの素材でよく使われていた木材にボックスウッド(Boxwood)と呼ばれるものがあります。昔この木材で木箱を作っていたことからボックスウッドと呼ばれるようになったようです。日本では柘植(ツゲ)と呼ばれており、世 …

Boxwood2

西洋アンティークの鼈甲(タートルシェル)

アンティークによく出てくる素材で鼈甲があります。イギリスではタートルシェルと呼ばれ質の高い高価なものによく使われています。 鼈甲は色が濃い部分と茶色の半透明の部分からなる模様があり、磨くと光沢が綺麗な素材です。そして熱と …

turtle shell 1

白くペイントされたサイドテーブル

この写真のペアのサイドテーブルは、私の知り合いの家のガレージに5年ほど置いてあった家具です。もとはその人のお母さんの家にあったもので、白いペンキが塗られていてあまり綺麗ではないので放置されていました。 この家具を初めて見 …

黒檀のテーブル2

古い種子(アンティークのナッツ)

古くから植物を加工して様々なものが作られてきました。 アンティークの世界でも木材、葉、種子、根などから作られたものがあります。この中でちょっと珍しい素材である種子でできたものをいくつか紹介したいと思います。種子の中でも表 …

nuts1

ブルー・ジョン(Blue John)という半貴石

イギリスのダービーシャー(Derbyshire)でのみ産出されるブルー・ジョン(Blue John)と呼ばれる青紫と黄色の美しい縞模様の入った蛍石(フローライト)の仲間があります。日本ではあまり知られていないと思いますが …

Blue John1

死の緑 シェーレグリーンとパリスグリーン

アンティーク家具の修復をしていると、時々表面に色が塗られた古い家具や、家具の内側に色付きの紙が貼られたものなどがあります。これらの古い顔料には人体に危険な色があるので気をつけるようにしています。特に18世紀後期から19世 …

Scheel’s Green & Paris Green

珍しいカトラリーハンドルの素材

これは18、19世紀にフォーク、ナイフのハンドルとして使われた珍しいものです。クリーム色や白い素材で不思議な模様が特徴的です。 アンティーク関係の仕事をしている人でも知らない(見たことがない)人が多いものです。一体、何で …

pic3

真鍮(Brass)の変色

アンティークでよく見かけ、古くから様々な用途で使われている金属の素材で真鍮(Brass)があります。私の本職であるアンティーク家具修復の仕事でも身近な金属で、18世紀以降の家具の象眼細工などの装飾、ヒンジ、鍵穴の淵、ロッ …

Brass6

アンティーク真鍮(ブラス)の表面

金属のアンティークの素材でよく見かける素材に真鍮(Brass)があります。 真鍮は熱によって加工しやすい性質を持ち、比較的柔らかいため加工しやすく、磨き上げることで金のような美しい色あいが得られるため古くから使われてきま …

Brass2

少し変わったウォールナット材の木目 Burr Walnut

ウォールナット材を使った木目が綺麗な家具が修復工房に運ばれてきました。   通常のウォールナット材の木目とは異なるもので、Burr Walnut(バーウォールナット)とイギリスでは呼ばれています。 ウォールナットはクルミ …

Burr Walnat2
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