古い懐中時計の中には美しい彫り物がされていることがよくあります。
この彫刻がなされているのは時計内部の歯車などの部分をカバーしている小さな板の部分です。
このような内側の普段目にすることはない箇所にまで細かな装飾がなされ、当時の職人の技術が垣間見えます。
私のようにこの彫り物が美しいと思った人は昔のイギリスにもいたようで、機械の一部をアクセサリーにしたものがあります。
これはブローチやペンダントのトップにしたものです。
時計の内部によく使われるルビーがアクセントになっているものもあります。
こうして見ると、時計の中に隠れてしまっているのがもったいないくらい本当に美しい装飾ですね。