先週の土曜日、ここバーリーハウスではフォックスハンティング(キツネ狩り)が行われました。
とはいっても、2005年に法律でキツネ狩りは禁止されたので、実際には狩り(殺すこと)はしていません。
イギリスで狩りというと、銃を使うシューティングと銃を使わないハンティングがあります。
キツネ狩りでは銃は使わず、猟犬を使ってキツネを追い回し、(法律で禁止される以前は)猟犬がキツネを殺します。
15世紀から始まった貴族のスポーツ(というか娯楽)で、社交場でもあったのです。
バーリーハウスでは毎年この時期にフォックスハンティングがあり、参加者だけでなく見物客も来ます。
中にはこんな可愛い参加者もいました。
参加者はスタンフォードの近くの村にあるバーリーハウスとは別のマナーハウスが主催するホースクラブのメンバーだそうです。
集まる場所はステイブルコートヤードで、馬や猟犬のほかに鷲もいます。
集まった参加者たちはマスターの合図で列をなしてパーク内へ駈けていきます。
法律で禁止される以前はバーリーハウスでも実際にハンティングをしていたそうですが、現在ではキツネを探して追い回すだけだそうです。
キツネを追い回して殺すということが良いか悪いかはおいといて、赤や黒の乗馬服を着て馬に乗り、猟犬を従えている姿はこれぞイギリスという画でした。