英国バーリーハウスでアンティーク修復士兼ディーラーとして働く岩田年史セレクトのアンティークショップです
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アンティーク基礎知識

アンティークのローテーブル(コーヒーテーブル)

リビングで使う家具の中にローテーブルというものがあります。主にソファの前に置いてちょっとした飲み物や食べ物、雑誌、テレビのリモコンなどを置いたりする便利な低いテーブルです。イギリスではコーヒーテーブル(Coffee Ta …

coffee table

サルヴァ

このようなお盆はサルヴァと呼ばれています。このタイプのお盆をサルヴァと呼ぶようになったのは17世紀のイギリスになります。 サルヴァは銀や金属で作られたものが多く、ガラスや木製もあります。平らで取っ手のないトレーや大皿で、 …

SSE080 (10)

装飾の綺麗なライティングボックス

このような装飾の綺麗な箱を最近修復しました。19世紀初期に作られたライティイングボックス(Writting Box)と呼ばれる箱です。 ライティングボックスとは持ち運びできるポータブルの小さなデスクのようなもので、中を開 …

Writting Box5

古いスクリュードライバー

ほぼ毎日、本業のアンティーク修復の仕事で使うのがスクリュードライバーです。イギリスやヨーロッパで作られた古いものには大小様々なネジ(スクリュー)が使われています。 柘植(Boxwood)のハンドルで作られた古いスクリュー …

Screwdriver2

ブレットフォークとトースティングフォーク

現在のイギリスでは使われることは無くなってしまった、変わったフォークがあります。主に先が三つに分かれたデザインのフォークです(先が2つ、4つのものもあります)。一見とても似ていますが、実は異なる名前で用途も異なります。イ …

SSE084 (3)

ろうそく消し(キャンドルスナッファー)

電気のない時代、ろうそくの火は日常生活に必要なものでした。ろうそくの火を消すときに吹いて消すと、ロウや芯が吹き飛んで壁や家具に吹き飛んたり、熱い芯によって焦がしたり、火事になるリスクがあったため、ろうそく消しが使われまし …

Candle Snuffer2

鍵穴を保護するエスカッション(エスカッチョン、エスカッシャン)

家のドアや、家具のドアや引き出しには施錠できるようにロック(Lock 錠)が古くから付いていることが多く、開ける時には鍵が使われてきました。そのときに鍵穴のまわりに飾りのようなものがついているのをよく目にします。これはE …

Escutcheon1

指ぬき(シンブルThimble)

裁縫をする際に古くから使われできた必需品のひとつに指ぬき(シンブルThimble)と呼ばれているものがあります。修復の仕事で、薄い布の場合は指ぬきを使う必要がないので使いませんが、厚めの布や革の場合は針を押し込む際に指ぬ …

Thimble2

ゴールドプレート(金メッキ)

シルバーで作られたものにゴールドプレート(金メッキ)されている箇所があります。イギリスではSilver Giltと呼ばれています。   古くから使われてきた技法で、18世紀までは水銀で金を表面に付着させ熱で水銀を蒸発させ …

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倉敷美観地区でのアンティークフェア

先日、11月30日と12月1日の2日間、岡山県倉敷市の美観地区にてアンティークフェアを開催いたしました。 実は私にとって日本でのアンティークフェアは初めての経験でした。   Burghley Antiquesを立ち上げる …

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