英国バーリーハウスでアンティーク修復士兼ディーラーとして働く岩田年史セレクトのアンティークショップです
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技法

日本の屏風の修復

最近、仕事で日本の古い屏風を修復しました。外の黒いフレームと布が貼られている内側の木のフレームの修復担当が私で、刺繍の施された布はバーリーハウスのテキスタイル修復工房で修復されました。 表面に刺繍が施された布の内側のフレ …

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19世紀に作られた美しいフランスの箱

今回は、最近、修復した箱の質がとても良く美しかったのでその箱について書きたいと思います。 箱の裏に少し残っていた古い紙のラベルで、この箱がフランスのパリにある高級品を扱う店で販売されたことがわかりました。 修復前は箱上の …

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トーマス・ビューイック(Thomas Bewick)の道具

これは少し前に手に入れた、18世紀に作られたエングレービングの道具です。一般的にエングレービングと言うと金属(金、銀、銅、真鍮など)の表面に施される彫りの細かい技術ですが他の素材にも使われました。このエングレービングの道 …

Thomas Bewick1

脚が切られた家具

Chest of drawersと呼ばれる箪笥の表面の化粧材の剥がれなどの修復の依頼がありました。2対セットの18世紀に作られた家具で大きな屋敷のために作られたかなり質の良い家具です。 実際に目にして、何か違和感を感じま …

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ゴールドプレート(金メッキ)

シルバーで作られたものにゴールドプレート(金メッキ)されている箇所があります。イギリスではSilver Giltと呼ばれています。   古くから使われてきた技法で、18世紀までは水銀で金を表面に付着させ熱で水銀を蒸発させ …

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アンティークの柱時計の修復

時々、修復工房に運ばれてくるものの中に柱時計があります。 イギリスではLongcase Clockと呼ばれています(Grandfather Clockと呼ばれることもありますがLongcase Clockの方がイギリスで …

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真鍮(Brass)の変色

アンティークでよく見かけ、古くから様々な用途で使われている金属の素材で真鍮(Brass)があります。私の本職であるアンティーク家具修復の仕事でも身近な金属で、18世紀以降の家具の象眼細工などの装飾、ヒンジ、鍵穴の淵、ロッ …

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マーケトリー(Marquetry)とパーケトリー(Parquetry)

以前のブログでも少し言及したことがあるマーケトリーとパーケトリーについて少し紹介したいと思います。 マーケトリーとは主に薄い木の板を表面に張り、模様や絵などを作りだす象嵌細工の技法です。様々な種類の木材を利用することが多 …

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ギルディング(2)

アンティーク家具でよく使われるギルディングを先週紹介しましたが、ヨーロッパで使われた他のギルディングについて見ていきたいと思います。 ハニーギルディング(Honey Gilding) 金箔をすりつぶし蜂蜜と混ぜて筆で塗り …

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ギルディング(1)

古くから金は使われており、様々なものに金を埋め込んだり、付着させることにより多岐に渡る金装飾が使われてきました。全てを金で作るとコストが高くなるので、薄くのばした金箔や粉末にした金を使ったりする技法(ギルディング:Gil …

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